LINEMOはYmonileと同様にSoftbankのサブブランドであり、格安SIMと言われていますが、実際はブランド名が異なるだけでSoftbankが自らサービスを提供しているため通信速度やサービスの品質は申し分ない内容になっています。
LINEの名前を冠している通り、LINE関連の特典が強く、特にLINEトークや音声通話、ビデオ通話がデータ通信容量としてカウントされないのは強力なメリットでしょう。
そんなLINEMOですが、気になるのは「LINEMOの料金プラン」、「使い物になるのか」、「おすすめな料金プラン」というところだと思います。
そこで本記事では、最新のLINEMOの料金プランやサービスを実際に契約してみての使用感も含めて解説します。
本ブログ管理人もLINEMOの実力が気になっていたので実際に契約し、1年ほど利用してみての使用感も含め解説します。
LINEMOの料金プラン
LINEMOの料金プランはとてもシンプルです。2つの料金プランのみで構成され、複雑な割引サービスも無いので思いがけず高額な料金を支払ってしまう恐れもありません。
LINEMOの料金プラン構成は下記の通り「ミニプラン」と「スマホプラン」の2つです。最低維持費は990円なのでまさに格安SIMのような価格で利用できます。
プラン名 | 最低維持費 | データ通信容量 |
ミニプラン | 990円 | 3GB |
スマホプラン | 2,728円 | 20GB |
ミニプラン
ミニプランの概要
- 維持費:990円/月
- データ通信容量:3GB
- 通話料金:22円/30秒
ミニプランは990円/月で維持できるとても安価なプランです。まさに格安SIMと対等に渡り合える価格水準ですが、中身はSoftbank本家の回線なので強力です。
ただし、データ通信容量は3GBなので値段相応に少ないですし、Ymobileのような増量オプションはありません。
また、データ通信容量を使い切るとその月はデータ通信速度は300kbpsとなります。300kbpsはさすがに遅いのでWEBページ表示は少し待たされます。
よって、「ミニプラン」は外出先ではちょっとしたネット検索やメール、SNS程度しかしない方にお勧めです。
仕事が忙しすぎて日中は自分のスマホをほとんど使わない方にもピッタリ?
サブスマホ用回線にも良いでしょう。割引サービスなしに永遠に990円/月で利用できるので安心して利用できます。
実際、私もLINEMOはサブスマホ用にミニプランを契約しました!
スマホプラン
スマホプランの概要
- 維持費:2,728円/月
- データ通信容量:20GB
- 通話料金:22円/30秒
スマホプランは最低維持費2,728円で維持できるプランです。ミニプランよりも大幅に料金UPしていますが、その理由はデータ通信容量が3GB⇒20GBにUPしているためです。もちろん中身は本家Softbankの回線です。
データ通信容量が20GBもあるので余程なことがない限り足りるとは思いますが、もしも使い切っても通信速度が1Mbpsになるだけなので、通常のネットサーフィン程度でしたら「少し遅いかな?」と思う程度でしょう。動画も低画質にすれば思ってるよりもスムーズに視聴できます。
よって、「スマホプラン」は外出先でもがっつり使いたい方にお勧めです。
さすがにずっと動画を垂れ流しするといった使い方には向かないのでご注意くださいね。
おまけとして、「LINE スタンプ プレミアム for LINEMO」が無料で使えるのはうれしいポイントでしょう。
これにより、有料LINEスタンプが一部無料で使えるようになるので、お得感が結構ありますよ!管理人もYmobileのLYPプレミアムの特典で「LINE スタンプ プレミアム for LINEMO」と同等の恩恵を受けていますが、LINEスタンプのショップを見てお気に入り探しを楽しんでます。
更にスマホプランは契約時に特典が大きい傾向があります。例えば2024年1月20日時点では下図の通り最大2万円相当の還元を受けられるキャンペーンが実施されています。ミニプランはおよそ1.1万円の還元なのでスマホプランはおおよそ倍の還元額ということになりますね。
主要オプション
LINEMOは複数のオプションを展開していますが、主要オプションのみ解説します。と言ってもLINEMOのオプションの中でも有用なのは通話オプションだけです。
それ以外は特段魅力を感じないので解説を省きます。
主要オプション
- 通話オプション
通話オプションは更に細分化すると下記2つのオプションに分かれます。
内容
- 通話準定額 (5分/回無料) 550円/月
- 通話定額 (24時間いつでも無料) 1,650円/月
LINEMOの通話定額オプションはお決まりの「ナビダイヤル(0570~~)」は無料対象外といった条件はありますが、その他は上記記載している通り契約内容に応じて定められた時間内の通話であれば無料となるサービスです。
料金設定は本家Softbankが5分無料版が880円/月、24時間無料版が1,980円なのでLINEMOの方がおよそ300円安くなっています。
もちろん、スマホの標準アプリからの通話が無料対象になるので、楽天モバイルのように専用アプリを使わなければならない方式と違い安心設計ですね。
また、通話準定額(5分/回無料)に関しては回線新規契約と同時にオプション契約することで、7か月間無料で使えるキャンペーンが実施されています。
通話定額(24時間いつでも無料)契約時も550円/月割引されるので、1650円-550円=1,100円/月で利用できる計算になります。とにかく、LINEMOを新規契約するならばキャンペーン確認し、開催中であれば通話準定額を申し込むのが吉と言えそうです。
実際に管理人が契約してみた感想
実際に私はLINEMOを契約して1年ほど利用していますが、全く不満がありません。やはりSoftbank本家が提供している回線なので、そこらの格安SIMとは違って安定感があります。
ただ、やはり料金が安いからか昼の12時~13時あたりは回線が若干遅い感じがします。画像を撮り忘れてしまったのですが、Ymobile回線が10Mbpsほどでる場面でLINEMOは4Mbpsほどの通信速度でした。
まあ、それでも値段を考えると相応と言えます。ですが、もしもYmobileのSプランを最低維持費で維持できるならば、そっちを契約したほうが幸せになれそうです。
だけども、管理人はYmobileのSプランを最低維持費で契約できる環境が整っているのにも関わらずLINEMOを契約し利用してきました。それは何故かというと、LINEMO契約半年間は無料で使えたからです。
というのもLINEMOはかなりの確率で「ミニプラン」の月額料金相当を半年間PayPayポイントでキャッシュバックされるキャンペーンが開催されています。加えて、通話準定額も7カ月程度無料です。
半年CPなどは適用条件があるのでご注意ください。
なので、いくらYmobileが最低維持費で契約できようが、LINEMOのミニプランの方が実質的に安いのでこちらを契約することにしました。
データ通信容量が3GBと小さく余裕はありませんが、やりくりすれば十分ともいえる水準ですし、サブ回線ならばむしろ多いと思える量かと思います。半年無料で使った身としては、1年間で実質495円/月で使えていたと考えると尚お得感が増します。
総じてLINEMOは契約して損の無い回線と言えるでしょう。
まとめ
LINEMOはSoftbankの高品質な回線を使えるにも関わらず、複雑な割引サービスを適用せずに最低990円で持てる優秀な回線です。
特にLINEMOでおすすめできるプランは「ミニプラン」です。ミニプランはデータ通信容量が3GBと少ないですが、やりくりすればやっていける水準ですし、キャンペーンで半年間実質無料で使えたりするので大変お得なプランです。
管理人も1年ほど利用していますが、回線について不満に思ったことはありません。
是非この機会に検討してみてもよいのではないでしょうか?